夏休みの宿題、小学生の親の8割がお手伝い
自由研究・読書感想文に苦戦
夏休みの宿題、小学生の親の8割がお手伝い
子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』を運営するアクトインディ株式会社は、2016年7月22日、小学生をもつ全国の親を対象にした夏休みの宿題に関するアンケート調査を発表しました。
アンケート調査によると、夏休みの子どもの宿題を「ほとんど手伝う」「手伝うものもある」と回答した親は全体の8割を超える結果となりました。
【子どもの夏休みの宿題を手伝ったことがありますか?】(※)
また手伝ったことのある宿題の内訳として、6割を超えるのが「自由研究」、そして「作文、読書感想文」、「工作」が続いています。
子どもたちにとって何をテーマに、どのように取り組めばよいのかを具体的な内容に落とし込んだり、結論を導くことが難しい課題は親のサポートが必要な状況にあることがみてとれます。
また、これらの宿題は子どもたちにとって苦手意識が芽生えていることもうかがえます。
取りかかりが遅く、期日までには間に合いそうもないため親の出番となるケースや、自由研究については、テーマの設定や必要な材料の買い出し、まとめ方など研究の全般にわたって親がフォローしているケースが多いようです。
【夏休みの宿題で何を手伝っていますか?】(※)
特に小学校低学年の子どもにとって、自分で考えて取り組む宿題はハードルが高くなりやすいので、親があらかじめ子どもが興味をもてそうなアイデアやテーマをリサーチしたりと、一緒に考え、学んで取り組む姿勢も大切になりそうです。
何が正解という定義のない自由研究や読書感想文は、毎年取り組むまでの腰があがらずに頭の痛い思いをされている方も多いと思いますが、早めに計画的に終わらせるようにしたいですね。子どもと一緒に学びながら、学ぶことの楽しさや、課題を終えた達成感を共有することで有意義な夏休みを過ごしたいものです。
(※)文中のグラフは、「子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』調べによる
参考
2016年夏休み小学生の宿題調査 アクトインディ株式会社ニュースリリース
http://iko-yo.net/press/releases/214