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27 Dec 2017 | 1 min. (27 words)

およその数をプログラミングで表現

およその数をプログラミングで表現

~相模原市 全小学校の4年生が体験~

相模原市では、小学校の授業でプログラミング教育への理解を深めるため、実践的な取り組みを積極的に行っています。このページでも、4年生の国語の授業でプログラミングを取り入れた事例をご紹介しています。

国語でプログラミング的思考を育む授業を実践 ~相模原市の教育用レゴを使った取り組み~

2017年9月から10月にかけて、相模原市立の全小学校で小学4年生の延べ6000人が、算数の「およその数」でプログラミングを体験しました。

ビジュアルプログラミングツールである「Scratch」で、四捨五入の命令を使ってプログラムを作り、およその数がどのようなものかを確認することで、もとの数の範囲や「以上」「未満」「以下」の意味を理解することがこの授業での目標です。

コンピュータの利用を通じて、数字で表わせない数の概念があることに気づくことができるのは、プログラミング教育ならではのアプローチといえるでしょう。

【およその数で使用したワークシート(抜粋)】 2017122701-001

先生がすべてを教えるのではなく、プログラミングを使って、試行錯誤しながらどうしてそうなるのかを実感し、思考力・判断力・表現力を伸ばすことが大切になっていきます。ただ理解するのではなく、解答を導くためのプロセスを論理的に考えていくことがプログラミング教育ではとても重要です。

相模原市では、小・中学校の系統的な視点から育成する力と学習の明確化に取り組ん でいます。その中でプログラミング教育を①「教科で学ぶ」こと、「プログラミングを学ぶ」ではなく②「プログラミングで学ぶ」ことを横断的に推進しています。

平成 30 年度は 5年生、平成 31 年度は 6 年生と段階的にプログラミング教育を実施し、新学習指導要領の全面実施の際にスムーズな移行ができるように取り組んでいます。

授業の中でプログラミング(思考)を実践してみて、その事例集を作成することも計画の中に盛り込んでいます。教育現場ではプログラミング教育をどのように授業に取り込むのか思考錯誤していることも数多くある中で、このような事例集は必修化に向けた貴重な資料となりそうです。

参考URL

相模原市の教育の情報化
http://www.sagamihara-kng.ed.jp/jouhou-han/kyouikunojouhouka/kyouikunojouhouka.pdf

相模原市のプログラミング教育の実施状況
http://www.sagamihara-kng.ed.jp/jouhou-han/kyouikunojouhouka/data/1_1_2_programminged_sagamihara.pdf

小学校 プログラミング 教育 体験
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