子どもの教育に取り入れてほしいもの「プログラミング教育」がトップ
子どもの教育に取り入れてほしいもの「プログラミング教育」がトップ
ソニー生命保険株式会社は、大学生以下の子どもがいる20~59歳の男女に対し、「子どもの教育資金に関する調査」をインターネットで実施、1,000人の集計結果を公開しました。
学校以外にかかる教育費は年々上昇傾向にあり、平均支出金額は月額14,260円となりました。
今回の調査の中で、子どもの教育に取り入れてほしいものとして、回答した親の半数近くが「プログラミング教育」を挙げました。次に、それぞれの生徒に合わせて学習内容を提供する仕組みである「アダブティブラーニング」がランクインしています。【図1】
【図1】 子どもの教育資金に関する調査2018
「プログラミング教育」は、2020年度から小学校で必修化されることが決定していることが浸透していて、親にとっても子供がどのように学んでいけばよいのかますます関心が高まっているものと考えられる結果となりました。2位の「アダプティブラーニング」は、個々の生徒の学習目標や到達度などで最適化された学習内容を提供する仕組みで、注目されている学習方法のひとつになっています。
昨年度の調査では、子どもに受けさせたいと思うICTを活用した授業として、パソコンスキルやプログラミングスキルなどの「ICTリテラシーの向上を図る授業」が34.6%と全体の5位という位置づけでした。設問や選択肢の違いはありますが、昨年度よりプログラミングが10%以上高くなっています。【図2】
【図2】 子どもの教育資金に関する調査2017
小学生のプログラミング必修化まであと2年。プログラミング教育に対する関心や注目がますます高まってきそうです。オンラインでできる学習や体験教室、書籍など、学習の入口の選択肢も増えつつあります。 新しい学年を迎えるこの時期に、親子でプログラミング学習について調べたり体験してみるのもよいかもしれません。
参考URL
ソニー生命保険株式会社 子どもの教育資金に関する調査2018
http://www.sonylife.co.jp/company/news/29/nr_180125.html